プラケンEXシート
安心・安全で簡単施工の土壌表面シート敷設工法
プラケンEXシートの特長
- シロアリ予防駆除の為の土壌処理剤が散布できない地域でも安心・安全に使用・施工することができます。(地下水位2m以下・井戸が5m以内にある・水質環境基準が高いなど)
- 防蟻成分はシートから流出・揮発しないので、粒剤・液剤の土壌散布に比べて環境負荷がはるかに少なく、もちろん、人・動物に対しても安全性が高い
- 防湿シートの施工要領とほとんど変わらず、粒剤・液剤の土壌散布に比べ安心・安全・簡単に施工が可能
- 粒剤・液剤の土壌処理は5年程度で効果が無くなりますが、プラケンEXシートの効果は長期に持続します
- 優れた防蟻・防水・防湿効果を発揮します
- 伸縮率が高く、破れにくい。万一、破れても、プラケンEXテープで容易に補修可能です
youtube動画 破れにくさの検証
- シックハウス指定物質は含まれていません
- 耐候性に優れており、防蟻効果が長期に持続します
- 2種類の薬剤チアメトキサム・エトフェンプロックスを使用し忌避性・残効性があります
土壌表面シート敷設工法とは
「日本しろあり対策協会(白対協)」の防除施工標準仕様書では地域により、A:土壌処理とB:木材処理方法(加圧注入処理木材又は現場で行う木材処理)を決めております。「土壌処理を行うエリア」は北海道以外の全ての地域です。北海道はシロアリの生息・被害状況により「必要に応じて土壌処理を行う」地域です
A:土壌処理法は3つあります ①粒剤 ②液剤 ③
防蟻材料・工法による土壌処理法。
③の防蟻材料・工法の中に「土壌表面シート敷設工法」というのがあり、プラケンEXシートはこの工法です。
①②の「粒剤・液剤による土壌処理法」は、薬剤が井戸水に入るなどの環境問題が起こる可能性があります、また効力の耐用年数が短い問題もあるので、今後、防水・防湿シートに防蟻成分を封入・混練りした「防蟻・防水・防湿シート」が注目をあび、主流となることが予測されます
破れにくい理由
市場で販売されている全ての防蟻シートは
EVA樹脂(注1)で作られています。プラケンEXシートもEVA樹脂です。他社品は酢酸ビニルの割合が少ないEVA樹脂ですが、プラケンEXシートは酢酸ビニルの割合が多く、ゴムのように柔らかく柔軟性があるので、他社品より極めて破れにくい特徴を持っています。
シロアリへの効果も試験結果により非常に安心できる製品となっております。
注1 EVA(エヴァ)樹脂=エチレン酢酸ビニル(Ethylene-vinyl acetate, EVA)は、エチレンと酢酸ビニル(VA)の共重合体である。酢酸ビニル(VA)の含量は、通常10-40%で、残りはエチレンである。プラケンEXシートはVAの含量が多いので破れにくくなっています。
木造住宅の新築時に土壌処理は必要です
平成15年7月1日に施行された改正建築基準法で、シロアリの駆除、予防として長年、木材に塗ったり、建物の床下や周囲の土壌に散布してきたシロアリ駆除剤
クロルピリホスが
使用禁止となりました。
この改正でフラット35の木造住宅の防腐・防蟻の方法等でも、べた基礎にしたり、木材は檜を使えば土壌処理をしなくて良いという基準となり現在に至ります。
フラット35防腐・防蟻の方法とは
しかし
、べた基礎でも打ち継ぎ部や貫通配管の隙間から白蟻が侵入し食害を受けるので、土壌処理は必要です。白蟻研究で最も権威のある公益社団法人 日本しろあり対策協会の防除施工標準仕様書でも北海道以外の地域では「土壌処理を行うエリア」と規定してます。北海道では「必要に応じて土壌処理を行う」と規定
日本しろあり対策協会 防除施工標準仕様書 地域別の処理の適用区分
プラケンEXシート 副資材
プラケンEXテープ 防蟻テープ
使用用途
・EXシートの継ぎ目、破れ補修テープとして
・基礎下防蟻EPS断熱材の目地固定用として
・防蟻壁断熱の気流止め・防蟻気密テープとして
・その他、防蟻に必要な箇所への穴ふさぎとして
特徴
・プラケンEXシートと同様に防蟻効果があります
・粘着性が強く、隙間なく施工ができます
アルトリセット200SC 推奨 液剤土壌処理剤
使用用途
・プラケンEXシートを敷く前に、整地した土壌にシロアリが生息していたり、近隣でシロアリ被害が起こっている事が確認される場合、必要に応じて周辺からの侵入予防のために、用地全面に推奨の液状土壌処理剤アルトリセット200SCを散布してください
・既存の基礎外断熱の外側へアルトリセットを帯状処理することでシロアリ駆除・予防ができます
特徴
・シロアリの木材への加害を素早くとめます
・シロアリを巣ごと根絶することが可能です
・優れた残存効果で長期間家屋を守ります
・極めて高い安全性により、土壌処理剤では唯一、米国環境保護庁(EPA)の低リスク殺虫剤に指定されています
アルトリセット200SC カタログ
アルトリセット200SC リーフレット
アルトリセット200SC 製品解説書
アルトリセット200SC 日本しろあり対策協会認定書
アルトリセット200SC 木材保存協会認定書
Bora Care(ボラ ケア) 推奨 ホウ酸系木部防腐防蟻剤
使用用途
基礎天端から1m(もしくは1m以上)までの木部への木材保存剤は防腐・防蟻・防虫効果のある「ボラ
ケア」を推奨薬剤とします。長期効力性能があり安全な薬剤です。シロアリがEXシート敷設以外の箇所から対象建物に侵入した場合は保証適用除外となりますが、「ボラ
ケア」を使用している事で建物の損傷を大幅に軽減します。
特徴
・木材の防腐・防蟻・防虫効果がある
・揮発性物質を含まず、シックハウスや過敏症の人にも安心。発がん性はない
・人やペット(哺乳動物)は過剰摂取しても尿として排出される。
・同量の塩や砂糖よりも安全
・科学的に安定で常時、雨にさらされていない外壁の中の木材では防腐防蟻効果は半永久的に持続する
・ボラ ケア塗布後、完全に乾燥後であれば、雨に塗れても溶脱に強いホウ酸系木材保存材です
ボラ ケア カタログ
ボラ ケア 日本木材保存協会認定書
ボラ ケア 沖縄野外実験
ボラ ケア 保育園での採用例
ボラ ケア 水濡れ溶脱実験
ボラ ケア 沖縄県下地島空港(宮古島)旅客ターミナルで採用
規格・荷姿・定価
商品名 |
規格 |
入り数 |
注文単位 |
定価(税別) |
プラケンEXシート |
0.18mm × 1100mm × 60m |
2巻/箱 |
1箱 |
84,000円/箱 |
プラケンEXテープ |
0.15mm×100mm×60m |
2巻/箱 |
1箱 |
16,000円/箱 |
アルトリセット200SC |
500ml/缶 400倍希釈 |
6缶/箱 |
1缶 |
40,000円/缶 |
ボラ ケア |
3.78L/缶 2倍希釈 |
4缶/箱 |
1箱 |
100,000円/箱 |
プラケンEXシート 10年保証
プラケンEXシートを基礎下に使用
し、施工した新築建物に、イエシロアリ又はヤマトシロアリがEXシートを食害し貫通して当該建物が損傷を被った場合、本保証規定の各条項にのっとり、当該建物の損傷個所のみを修復する費用、または金500万円のいづれか少ない金額を上限として支払います
プラケンEXシート施工技術講習終了者が施工を監督した日本国内(沖縄県含む)の新築建物でのみ保証申請ができます
保証申請費は別途発生します
詳細はお問い合わせください
カタログ 施工要領書
プラケンEXシートカタログ
プラケンEXシート敷設要領